
以前、理系大学生のための研究室の選び方についてご紹介しました。
こちらをまだ読んでいない人はぜひ目を通しておいてください。
研究室の中には、教授学生ともに研究意識が高く、設備や環境が整っており、卒業後のキャリアにもいい影響を与えるようなものがある一方で、ブラックと表現される研究室もあります。
大学生はできることならこのブラック研究室への配属は避けたいものですが、意外と見分けられないのが現状です。
今日は、研究室選びに悩むあなたのためにブラック研究室の見分け方について解説します。
【ブラック研究室はデメリットばかり!】
あなたもご存知の通り、ブラック企業に就職することは、身体・精神的にデメリットが多く、キャリアとしてもプラスにはなりにくいです。
ブラック研究室も同じで、教授が研究指導をしてくれなかったり、高圧的な研究指導だったり、とにかく寝る暇もなく研究させられたり、いいことはありません。
健康を害すこともあるでしょうし、学生によっては病気を発症するかもしれません。
研究室を選ぶ学生は、どんなに研究テーマが魅力的で関心があっても、その研究環境にはしっかり目を凝らすべきです。
そうでないと何のために研究室に配属しているのか意味がわからなくなります。
【ブラック研究室の見分け方】

学生ができることは、いかに未然にブラックかを見分けられるかです。
これにかかっているわけですが、当然、「私たちはブラック研究室です」とはどの研究室もいいません。
言葉では表現できなくても、その様子や環境からある程度は推測できます。
そのポイントについてです。
≪先輩の様子を見る≫
その研究室にいる先輩は研究室の鏡です。
テーマがおもしろく教授の指導が丁寧でいいものであれば、彼らは生き生きとして研究に取り組んでいるでしょう。
でも、どこか疲れていて、不調がありそう、目がどんよりしているなど何か様子が重たいのならブラック研究室の可能性があります。
一時的な疲労による疲れた様子と慢性的なメンタルの不調などの様子は異なります。
≪研究ばかり重要視する≫
研究室ですので研究はもちろん重要です。
でも、例えば、教育することよりもとにかく膨大な実験データを出させて論文にまとめさせるところは、学生をある意味、ツールとして見ています。
その厳しい環境下でも成長できる学生はいるかもしれませんが、多くの人は疲弊してしまいます。
≪研究も教育も最低限でOK≫
そこまで厳しくない研究室ですので、ブラックとはかけ離れているように思えますが、注意が必要です。
なぜなら、易しいところは全てがいいわけではなく、社会に出てからのことを考えても甘すぎる環境はよくありません。
研究室に入って自身の能力をできる限り高めること、これが研究室の目的でもあります。
甘やかすのはホワイト研究室ではありません。
≪学位を取れる人の多さ≫
ブラック研究室に配属する学生は、やがて他の研究室に移動したり、大学を休学したりしてしまいます。
つまり、その研究室から博士や修士を取られる人は少ないのです。
どのくらいの頻度でそれらの学位を取る人が輩出されるか、事前に確認した方がいいです。
もしある程度の人数がいるのならブラック研究室である確率は減るでしょう。
≪感情的な教授≫
感情的になること自体は、人間である以上何も問題はありません。
ただ、感情があるからこそそれを使い分けられるのも人間であります。
研究室の教授によっては、指導の仕方や叱り方などが非常に感情任せのことがあり、この場合はブラックの匂いがします。
人は心身に余裕がないと感情的になってしまう傾向があります。
教授、つまり上が余裕のない人だと、下である学生は建設的で効果的な研究はできないでしょう。
【まとめ】
今日は、理系大学生に向けてブラック研究室の見分け方についてご紹介しました。
できるだけブラック研究室は避けられるように、今日の内容を参考にしてください。
では、次回も理系大学生に向けた有益な情報を発信しますので、お楽しみにしておいてください。